WindowsVista記 Ⅵ~エクスプローラ~

Windows Vistaに移行して三週間程。そこそこ慣れてきた。
が・正直かなり不満も出てきた。いらない機能が多い。

要らない機能①、フォルダの自動整列。
ファイル・フォルダの名前を変えると、即座に自動的に並び直していただける。
結果、改名した対象を見失うことになる。XPはフォルダを最新の状態にした時(F5)に並び直しを行っていた。
改名後再度フォルダを探しに行かなければならない事が、非常に多い。

要らない機能②、多すぎるファイルの詳細表示項目。
Vistaにはファイル名の他に様々な項目について(数百種類だ!)、分類することが出来る。
が・要らない項目が多すぎる上、既定の詳細表示項目をユーザーは設定出来ない
定の項目だけでも、画像一枚一枚にタグや評価をつけているユーザーがどれだけ要るだろうか? 正気の沙汰とは思えないことに、「雰囲気」や「空き時間情報」なんてモノまである。どれだけの人が何に使うんですか?
タグ機能自体は良いが、タグについてユーザーが自由に編集できるようにすべきだった。
ユーザーは用意された項目の、数%しか使わないだろう(必要ない項目に埋もれながらだ)。

ちなみにVistaリリース時に散々聞いた、検索機能の強化も特に便利とは感じられない。
一文字入力する度にファイルを探しに行くのが煩わしいくらいだ。

他には、なんでエクスプローラから、「上の階層に移動」ボタンをはずしたのか。
また謎の現象として、OSが入っている物以外のHDDがいつの間にか書込み禁止になってしまう。
再起動して、設定しなおせば直るのだが……;。これは原因不明。

結局のところ、不満は最もユーザーに使われるエクスプローラに集中した。
足し算よりも、もっと引き算をしっかりやって欲しいと切に感じるUI。
エクスプローラを別のソフトと入れ替えることが出来るなら、直ぐにでもまめFileにでも入れ替えたい。

近年、エンタープライズはWindows。パーソナルユースはMacって流れが出来つつあるらしいが、ゲームさえ対応してくれれば、Macに乗り換えても良い気分ではある。
ただ、Windows(というよりDOS/V機)はハード環境を自分で組めるのが面白いのもあるから微妙な所。
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