Kindle

端末で本を読む。そんな未来臭のするニュースを耳にした。
電子書籍を携帯端末で読める、Kindleというハードが昨年末アメリカで出ているとの事。iPodの本版と言ったところだろうか。
Amazonが開発し、価格は44,000円程。日本での発売は未定。
高価格ながら、Amazon.comでは出荷遅れが発生している程らしい(生産体制をミスったとの話もある)。

ハード、ソフト、価格や、各種フォーマットへの対応、料金プラン等、多々問題が上がっているが、触ってみたいハードではある。
ディスプレイの表示には気を使っているらしく、電子インク(E-Ink)なる技術で液晶に比べるとかなり見やすいとの事。

機能的なマイニーズとしては、まずブラウジング機能。
携帯電話と音楽端末(主にiPodだ)に加えて、Kindleを持ち歩くのはかさばるから、mp3プレーヤとしての機能も必要だ。Amazon.comのビデオを見ると、ヘッドフォン端子は付いているようなので、この先付く可能性は高い。
あとはやはり著作権がらみなのか、全体的にPCとの親和性が低いらしい。これも要改善。有料の書籍ファイルはコピーガードガチガチで良いので、ユーザーファイルの取り回しは良くして欲しい。
電子インクの応答速度を考えると、動画再生等の機能は望まない(携帯端末で動画を見ようとも思わない)がカラー化は必要。。

iPod touchの8GBモデルが36,800円だから、価格もこれより下に。
私なら、上記機能搭載なら250,00円あたりで買いですよAmazonさん。

Kindleはまだファーストモデルだし、モデルチェンジを繰り返していくうちに、端末価格も下がっていくだろう。
今のところ、本は映像やゲームと違いマテリアルな意味で価値が高いから、デジタルへのハードルは高い。
10年後、家の棚からソフト類は殆ど無くなっているだろうが、本棚はまだ賑わっているだろう。

しかし、動画や音楽と違って、本についてこの方面に手を出す人は他にいないだろうから、Amazonには頑張っていただきたい。

Amazon.com内Kindleページ
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